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単なる物忘れではない。軽い認知症になってしまった?

あるとき家族の様子がおかしいと思うようになった。
それまでは年齢による物忘れとか、性格だと思っていたが、近頃どうも様子が違う。

  • 最近の出来事を忘れてしまうが、昔の記憶はほとんど忘れない。
  • 日付や年度が不確かになるが、場所はだいたい分かる。
  • 趣味や興味があったことに対して関心がなくなったかも知れない。

時には正常だと思えるが、時には全くおかしいと思う。

もし本人が認知症になっていたら、どう接していけばよいのか。
むやみに注意したり、間違いをしかったり、本人がごまかすのを追求したりしてはいけないのではないか。認知症なら、介護保険は使えるのか、認知症は進行するのか、この先どうしていけばよいのか・・・。
家族の不安はつきません。

下図は、認知症の段階の分布イメージです。症状が軽い、あるいは認知症の手前の状態の人が末広がりに多い状態です。

家族が軽い認知症になってしまったときの接し方

認知症の軽度・初期の頃は本人も、これまでできていたことができなくなり、わかっていたことが次第にわからなくなる状態の中で、混乱し、不安や恐怖を抱いていることでしょう。そんなときに、物忘れや間違いを指摘したり、注意したり叱ったりしては、本人をさらに追い込んでしまい、ショックや辛い気持ちを増大させて、認知症を進行させてしまうことがあります。

逆に、本人に無理を強いることなく、心が安定する環境を考えてをうまく対応していけば、進行を緩やかにしたりある程度食い止めていくことも可能といわれています。

本人にとっては、正常とそうでない状態がまばらに出てくることで、きわめて微妙な段階、あたかも切り立った山の尾根を、ふらふらと落ちそうになりながら歩いている状態なのかも知れません。

家族にとっても辛い状態

同時に、家族にとってもショックは大きく、本人の言動が症状かも知れないと思っていても、時には強い調子で本人に当たってしまうこともあるでしょう。特にこれまで苦楽を共にしてきた家族であるからこそ、ぶつかり合ってしまったり、場合によってはついついきつい口調になってしまうことも、人間である限り仕方のないことだと思いいます。

当サイトでは、認知症や軽度認知症についての基礎を把握して、すべき対応など、実際に介護現場で働いている介護士のアドバイスも含めながら探っていきます。
認知症が急激に進行してしまうかどうかは、本人にとっても家族にとっても、非常に大きな問題でなのです。