「同じことを何度も聞く」「どこに物を置いたか忘れる」本人への接し方

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「同じことを何度も聞く」「どこに物を置いたか忘れる」本人への接し方

同じことを何度も聞く

Bさんは、同じことを何度も聞いてきます

「今日は何日?何曜日?」
「今日の夕飯は何?」
「どこに行くの?」

繰り返し聞かれると、「さっき教えたよ。言ったよ。」と返したくなるものです。家族はまたかまたかと思いながらも返事をしますよね。あまりにも繰り返しが続いたり、疲れているときに聞かれるとイライラしたり不機嫌になることもあります。怒ってはいけない思いがらも、「さっき言ったでしょ」と言いたくなるものです。

認知症の人は、さっき聞いたこと自体を忘れてしまうということもありますが、理解できない自分に不安になって何度も何度も尋ねてしまうのです。認知症の人は話を聞けば納得しますし安心もします。メモをとってもらったり、カレンダーに印をつけるのもいいですね。

メモやカレンダーが部屋の見えるところに置いてあると安心するものです。「ここに書いてありますよ。今日の夕飯は○○ですね。」と返事をすることが出来るようになります。

[介護士が薦める]本人への接し方

軽度認知症のBさんによく見られる症状は、どこに物を置いたか忘れてしまうことです。

家族も軽度認知症だと思っていますので、家の鍵や腕時計のような貴重品を、大丈夫と思い本人にまかせていていることがよくあります。その結果、置き忘れやしまい忘れが増えて、探し物をする様子が多く見られるようになった・・・のような声も良く聞きます。

家の鍵や時計は本人にとっても貴重なものですから、まさか忘れないだろうと家族は思ってしまうものですが、鍵のことを覚えていてもどこに置いてしまったか、どの鞄にいれたか部分的な物忘れが出てくるものです。体験したことが抜けてしまうのも、認知症の症状です。

しかし、Bさんが大事にしているものを管理が出来ないからといって奪ってしまうことは、決してBさんの為にもいいことではありません

鍵にはひもをつけて鞄につけたり、目立つキーホールダーをつけてみてはどうでしょう。時計のような肌から離さないものは、家族と一緒に置き場所を決めて、使わないときは指定の場所に置くように家族や介護スタッフと情報を共有してみる方法もあります。